妖怪

無害?な妖怪【赤子】を紹介!

妖怪「赤子」とは、長野県と奈良県に伝わる妖怪である。

同じ妖怪ではあるもののそれぞれの地域で語られ方が違っている。また与謝蕪村による妖怪絵巻「蕪村妖怪絵巻」にも登場し、奈良県の「赤子」のように描写されている。

「川赤子(かわあかご)」という妖怪も存在するが、それはまた別の妖怪とされることが多い。

長野県の「赤子」

長野県の「赤子」は木崎湖に現れ、11、12歳ほどの子供の姿をし、身体は産まれたての子供のように赤く、頭髪は猩猩(しょうじょう)という猿の妖怪のようだと言われている。

漁師が湖に潜む「赤子」を発見したという言い伝えこそあるが、人間に害を加える事はないとされている。

奈良県の「赤子」

奈良県の「赤子」は産まれたばかりの赤ん坊のような姿をし、座敷に泊まると隣の部屋に現れるとされる。

そして数百人、数千人と群れ、そのまま夜明けまで踊るのである。こちらも長野県の「赤子」同様に人間に害を加える事はないとされる。

無害な妖怪「赤子」

人型の妖怪で人間に害を加えないものはそう多くない。有名な妖怪であれば座敷童子がいるが、そのほかの人型妖怪のほとんどは何かしらの形で人間を襲ってくるのである。

そして座敷童子のように有益な妖怪でもない。ただそこに居る、と言う異質な人型妖怪であり、その点において非常に不気味な存在であるとも言える。

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