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岩手県の妖怪【アンモ】伝承や物語・正体を考察!

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「アンモ」とは、東北地方・岩手県に伝わる妖怪です。

正月十五日の夜に太平洋から飛んできて民家を訪れるとされています。

「アンモ」の伝承

太平洋から飛んで来ると、火鉢や囲炉裏に当たってばかりの怠けている子供にできる火斑を剥ぎ取りに来るとされています。

ちなみに「アンモ」という言葉は青森県や福島県でも使われており、「お化け」や「妖怪」を差す児童語です。私の地元では「アモケ」と言う事もありました。

「アンモ」の物語

やる事はアマメハギやナマハゲと大差ありませんが、性格は前者と比べれば優しい方です。

アンモにお願い事をすれば病気を治してくれる他、子供を助けてくれる事もあるので、妖怪以外に「土着神」「土俗神」という側面もあります。

「アンモ」の正体

アンモの正体はよく分かりませんが、悪い事や怠けたりすると正しにやって来て、困った時は助けに来てくれる「隣人のようなお化け」です。

小さい頃、イタズラをすると、よく父親から「アモケが来るぞ」と言われて謝った事もあります。大人になった今では、アモケことアンモが懐かしく感じます。

あの妖怪の事ですから、きっとどこかで気ままに性根を直しに行ってる事でしょう。

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