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新潟県の妖怪【油なせ】伝承や物語・正体を考察!

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「油なせ」とは、新潟県に伝わる妖怪です。

出現場所が限定されている妖怪で、とある旧家に現れるとされています。

「油なせ」の伝承

この妖怪は新潟県の三条市の旧家「滝沢家」に現れると伝えられています。

この妖怪は、家人が灯油等の油を粗末に扱うと現れ、「油なせ(「油を返せ」の意味)」と言ってくるとされています。

「油なせ」の物語

油なせの詳しい物語は伝わっていませんが、この妖怪は元々滝沢家の人間であり、次男であったと言われています。

この人物は既に病死しており、家人達が油を粗末に扱うと叱りに現れるそうです。

「油なせ」の正体

この妖怪は病死した滝沢家の次男が化けた物であるとされています。しかし、油を粗末に扱う以外で現れたという話がないので、死因に油が関係した可能性もあります。

そうだとすれば、寒さの厳しい土地で病気に苦しんだ彼は部屋を暖めるための油が家人達のずさんな管理のせいで無くなってしまい、寒さに震えながら亡くなってしまった可能性も否定できません。因果関係は不明ですが油を無駄にされるのは腹立たしいと感じる妖怪のようです。

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