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20世紀少年の名言・名台詞集|オッチョや神様・トモダチ・ユキジなど【19選】

浦沢直樹原作のSF・サスペンス漫画「20世紀少年」。

1999年から2006年までビッグコミックスピリッツで連載されました。

唐沢寿明主演で映画化され2008年から2009年にわたり、3部作で公開され、大きな反響をよびました。

また、2007年1月から7月にかけ、完結編である「21世紀少年」が連載されました。

浦沢直樹ならではのミステリアスで先の読めない話の展開はもちろん、登場人物がそれぞれ魅力的で読み出したら一気にその世界に引き込まれる作品です。

目次

「20世紀少年」のあらすじ

少年時代誰もがする未来の妄想。主人公ケンヂも少年時代、秘密基地を共に作ったメンバーと、自分たちが正義の味方となり悪の組織と立ち向かうという未来を妄想します。

30年後、ケンヂは実家でコンビニを経営しパットしない生活を送っていました。

そんな中、子供の頃自分達が妄想した悲惨な事件が次々と起こります。

その事件を起こしているのは“ともだち”と呼ばれる人物で、ケンヂ達の同級生であることがわかります。

“ともだち”の正体を明かし、“ともだち”の計画を阻止するため、ケンヂが当時の仲間、出生に秘密のある姪のカンナ、そして姉でありカンナの母親であるキリコ達とともに立ち向かっていく物語です。

20世紀少年の名言・名ゼリフ集

ケンヂ(遠藤健児)の名言

「俺達の仲間に入って、悪と戦おうぜ。」

少年時代、ユキジは男勝りで、いじめっ子のヤン坊マー坊という双子とケンカばかりしていました。
ある時、ユキジは女子であるということでヤン坊マー坊に追い詰められてしまいます。そこへ、ケンカが弱く、いつもヤン坊マー坊にコテンパにやられているケンヂが助けにきます。
ケンヂはいつものように負けてしまいますが、恥ずかしげもなくこのセリフをユキジに伝えてます。

「このマークを俺たちのもとにとりもどそう」

“ともだち”が次々と事件を起こすなか、ケンヂは立ち上がらはます。事件を解決するために少年時代の仲間たちに協力を求めるため、仲間の印であり“ともだち”が使用しているマークとこのメッセージをメールやFAXで伝えます。
このメッセージで共に立ち上がってくれた仲間もいれば、恐怖から逃げ出してしまうメンバーもいました。
しかし、このメッセージはすべての仲間の心に深く刻まれました。

「俺は、歌を歌ってんだ。歌、歌ってる奴を…撃つな。」

ウイルスが世界中にまかれ、それを止めようとしたケンヂは死んだと思われていました。しかし、ケンヂは記憶をなくしてはいましたが生きていました。
そして、記憶を取り戻し再び“ともだち”のもとへ向かいます。その途中、警察に取り囲まれますが、ケンヂはそこで歌を歌い始めます。圧倒された警察にケンヂは足を撃たれてしまいます。
ケンヂは立ち上がりこの言葉で周りを制しました。

「自分の命が危ないと思ったら…一目散に、逃げてくれ。頼むから…みんな、死なないでくれ…」

“ともだち”との対決直前、ケンヂは仲間たちにこの言葉を伝えます。
この言葉は仲間にしっかり伝わります。
自爆覚悟で“ともだち”を殺そうとするメンバーのブレーキにもなりました。バラバラになったメンバーがそれぞれ活動する時、新たな仲間にこの言葉を贈りました。

「人には人生に一度、どうしてもやらなきゃいけない時がある。」

とうとう“ともだち”との対決が迫り、ケンヂはまだ幼いカンナを遠い田舎に逃がします。
心配するカンナにケンヂはこの言葉を残して対決に向かいます。

「悪になるのは大変だ。正義の味方の方がよっぽど楽だ。」

ケンヂは“ともだち”のもとへ向かう途中、キリコの婚約者を殺した男と出会います。
その男は悪に憧れていると言いますが、ケンヂはその男が最初の悪であるキリコの婚約者殺しをずっと引きずっていることを見抜き、この言葉を伝えます。

メイの名言

 

「ホラね、大事なもの、またひとつできたよ。」

オッチョはタイに滞在している時、マフィアのもとで働いていたメイという女性を病気の子どもが待つ故郷へ逃しました。
逃す途中、メイに強いと言われたオッチョは師匠に言われた言葉を思い出します。「“強い”とは“弱さ”を知ること…“弱さ”とは“臆病”であること…“臆病”とは“大事なもの持っている”ということ…“大事なものを持っている”ということは、“強い”ということ。」大事なものがない自分は強くはなれないとオッチョは言います。
そんなオッチョにメイは私は友達?と聞きます。オッチョはもちろん友達だと答えます。
そんなオッチョにメイはこの言葉を贈ります。

神様(神永球太郎)の名言

「ボウリングをやる時、ガター狙って投げる奴あいない。ストライク狙って投げなきゃあ始まらねえ。」

自分の妄想のせいで残虐な事件が起こっていることに気づいたケンヂは、“ともだち”に立ち向かうことを決意する。
しかし、長年中途半端な人生を送ってきた自分に自信が持てないケンヂ。そんなケンヂに予知夢を見ることのできる、ボーリングが大好きなホームレス“神様”が送った言葉です。

ユキジ(瀬戸口ユキジ)の名言

「あたしが、あんたを守ってあげるから。カンナのために。」

ケンヂは“ともだち”と戦う決意をし、仲間を集めますが、女性であるユキジを仲間にすることにはためらいます。
以前、ユキジはいい縁談の話も断って仲間に加わったと言っていたこともあり、普通の女性の幸せを手に入れてほしいと伝えます。
しかし、ユキジの覚悟は固くこの言葉をケンヂに返します。

「あなたはケンヂのお姉さんの娘よ。でもね…でも今は…あたしの娘なの。」

ユキジはケンヂの母親からカンナを預かり、東京で一緒に住みます。カンナはユキジのもとも飛び出し、“ともだち”を倒すため、派手に動き回ります。カンナは命を狙われますが、間一髪のところでオッチョに助けられます。
無茶な行動をするカンナにユキジはこの言葉を伝えます。

「ケンヂはね…ずっと私の…白馬の王子様なの…」

カンナから、ケンヂは生きているかもしれないと知らされたユキジから込み上げてきた言葉です。
少年時代、負けることもわかっているのに助けにきてくれたケンヂをずっと想っていたユキジの気持ちが痛いほど伝わってくる場面です。

サダキヨ(佐田清志)の名言

「ありがとう、ケンヂ…ズルはダメ…だよな。」

サダキヨは少年時代から“ともだち”の言いなりでした。しかし、徐々に“ともだち”に対して不信感を抱き始めます。
教師になり、“ともだち”に追われている自分の生徒を守るためとうとう裏切ります。
当初“ともだち”だとサダキヨは疑われていました。しかし、ケンヂは少年時代、スプーン曲げでズルをしようとした時、サダキヨにズルはダメだよと言われたことから“ともだち”ではないと判断します。
それを知ったサダキヨはこの言葉を残し、一人“ともだち”のもとへ向かいます。

オッチョ(落合長治)の名言

「絶望に打ち勝つ方法などない…ただ…歩き出すだけだ…」

世界中にウイルスがまかれ、数少ないワクチンが高値で取り引きされる時代、オッチョはある村に通りかかります。
そこで、家族全員をワクチンの奪い合いにより殺されてしまった、少年を助けます。
オッチョは絶望していた少年に師匠から言われたこの言葉を贈り励まします。

俺たちの、最後の希望の名前だ。

海ほたる刑務所にて角田に言ったセリフ。

3番として服役していたオッチョはカンナとユキジが最後の希望である事を語る。

チャイポンの名言

「おまえは、希望の星だ…おまえは私達の…娘だ…」

カンナはある事件をきっかけにタイマフィアと中国マフィアをまとめます。
世界中にウイルスがまかれ、ワクチンは僅かしかありません。そんな中、カンナはマフィアに呼ばれ、“ともだち”と戦うためにワクチンを奪った、みんなでワクチンを打って戦おうと持ちかけられます。
カンナはそれにのってワクチンを打ちますがこれはカンナにワクチンを打たすための芝居でした。マフィアのメンバーはその後自滅覚悟で“ともだち”に攻撃を仕掛けますが失敗に終わります。
身体を壊し入院していたタイマフィアのボス・チャイポンはその事実をカンナに伝え、この言葉を贈ります。

マルオの名言

「ハハ…逃げ足が遅かっただけだよ。」

マルオとケンヂはウイルスを撒き散らすロボットに立ち向かいます。
そこで、マルオは怖くてしょうがないと言います。ケンヂは少年時代、いじめっ子のヤン坊マー坊に秘密基地が壊されそうになった時、逃げずに戦ったマルオを思い出し、マルオは臆病じゃないと伝えます。
そんなケンヂに照れくさそうにこの言葉を返します。

「世界は終わらない。俺達と戦おう。おまえは最高だ。」

ケロヨンはケンヂの「このマークを俺たちのもとにとりもどそう」というメッセージから逃げ出した一人でした。
しかし、偶然、ワクチンを作り一人で戦っているキリコを見つけます。ケロヨンは一度逃げ出したことを後悔し、キリコを助けます。
ケロヨンはキリコを助けた後も、一度裏切ったことから、自分は最低だと何度も自分を責めます。
そんなケロヨンにマルオが言った言葉です。

13番(田村マサオ)の名言

「俺は13番…いや、田村マサオだ。」

13番と呼ばれる男は“ともだち”の熱狂的な信者で、長い間“ともだち”に尽くしてきました。
ある時、ケンヂの同級生コンチと出会い、とうとう目が覚めます。番号で呼ばれていた過去を吹っ切り、“自分”を取り戻した時のセリフです。

キリコ(遠藤貴理子)の名言

「一人でも多くの命を救いたいなら……まず…あなたが生きなさい。」

キリコはウイルスに対するワクチンの開発に成功しました。
中畑医師のもとへワクチンを持っていき、ワクチンの生産を始めます。
中畑医師はウイルスで死んでゆく人々に何もすることができず絶望していました。キリコにワクチンを打つよう言われても、自分だけ打つことはできないと拒みます。
そんな中畑医師にキリコが伝えた言葉です。

まとめ

先の読めない展開ではらはらドキドキして、魅力的なキャラクターの熱く、優しい名言でほっこりさせてくれる、そんな贅沢な作品です。主要キャラクターはもちろん、ストーリーの本筋とはあまり関係ない脇役にもぐっとくるセリフが数多くあります。

また浦沢直樹作品は絵がとても上手でその表情や、背景、絵のタッチで名言がさらに引き立てられています。今回紹介した名言・名ゼリフもぜひ絵とあわせて読んでいただきたいです。

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