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グラップラー刃牙の名言・名台詞集|勇次郎や花山・愚地など【36選】

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板垣恵介によって描かれる格闘漫画の金字塔「バキ」シリーズ。

20余年続く本シリーズの原点とも言える「グラップラー刃牙」は、主人公・範馬刃牙の少年期の成長を、異種格闘を交えて描かれたシリーズ第一作です。

シリーズ全般に関わる主要キャラクター達の濃厚な闘いは、原点ならではの名バトルを生み出してきました。

ここでは、「グラップラー刃牙」の魅力を、地下闘技場編、幼年編、最大トーナメント編の3パートに分けて名言と供に紐解いていきます。

目次

グラップラー刃牙とは

地上最強の生物・範馬勇次郎を父に持つ主人公・範馬刃牙。

刃牙は父を超える為、幼少の頃より様々な格闘技術の英才教育を施されてきました。

謎の大猿・夜叉猿や、喧嘩師・花山薫との闘いで得た友情が力を与え、

中学生の刃牙は、はじめて勇次郎に闘いを挑みます。

しかし、闘いの最中、母・朱沢江珠の死などショッキングな出来事が起こります。

悲しみを乗り越え、刃牙はさらに高みを目指す事を誓います。

そして、刃牙が17歳の頃、格闘マニアの中でも知る人ぞ知る「地下闘技場」のチャンピオンに君臨していました。

徳川光圀の子孫、徳川光成が東京ドームの地下に作ったこの地下闘技場では、ルールなしの異色格闘戦が日々繰り広げられています。

チャンピオンの座を狙う、猛者達を次々と撃破し、連勝記録を伸ばす刃牙のもとに、徳川光成よりある知らせが届きます。

それは地下闘技場にて、チャンピオン・刃牙を含めた世界中の強者を集め、地上最強を決めるーナメントが開催されることでした。

しかし、このトーナメントには勇次郎は参加せず、優勝者は事実上、勇次郎に挑む権利が与えられることに。

範馬勇次郎に挑み勝利する、それは格闘技者全員の悲願である為、世界各国の強者が地下闘技場に一斉集結。

刃牙は世界の猛者を相手にトーナメントを勝ち上がることが出来るのか。

現実では実現不可能な異種格闘戦が無数に繰り広げられる、格闘技マニア必読のシリーズ・第一作品です。

グラップラー刃牙の名言集

地下闘技場編

範馬刃牙の名言

「地上最強の男……‥かな‥…」

のちにヒロインとなる梢に対し、刃牙が言う名言です。

勉強そっちのけで、たまに傷だらけで夜遅くに返ってくる刃牙。

そのことに梢は気になって仕方なく、刃牙に何を目指しているかを尋ねるのです。

その時に刃牙が言うセルフがこちらです。

この物語ではじめて刃牙の目標が明確化された名セリフです。

 

「右腕の自由を奪ったくらいで…オレになり替われるとおもっているのかい?」

鎬昂昇vs範馬刃牙戦での刃牙の名言です。

紐切りの異名を持つ空手の達人昂昇。対するチャンピオン・刃牙は空手歴1ヶ月。

試合序盤得意の紐切りで刃牙の右腕の神経を奪います。

右腕を使えない刃牙相手に優勢に試合運びをする昂昇。

チャンピオンまであと一撃。。という場面であえなく刃牙に反撃をくらいます。

そして、刃牙は昂昇にこのセリフを言うのです。

ルール無用の地下闘技場チャンピオン・範馬刃牙らしい名言です。

愚地独歩の名言

「俺の空手は……ぴすとるの10倍はスリリングだぞ‥…」

独歩が加藤清澄に言った名言です。

神心会空手道場から3年の間、姿を消した加藤清澄は極道の世界で用心棒をしていました。

拳銃や刀など、何でもある極道の世界を加藤は「道場通いの10倍はスリリングだ」と独歩に言い放ちます。

その後、独歩はこの名言を言うのです。

神心会空手館長・愚地独歩の強さが一気に引き立つ名セリフです。

 

「オレの空手は後退のネジをはずしてあるんだよ」

愚地独歩vs範馬勇次郎戦での独歩の名言です。

地下闘技場にて、虎殺しの異名を持つ愚地独歩が、勇次郎に闘いを挑みます。

勇次郎の圧倒的オーラの前に、独歩はこのセリフを言うのです。

独歩の空手にかける自信が窺える名シーンです。

鎬昂昇の名言

「この狂おしいほどの”飢き” 君なら潤してくれるハズだ!!」

鎬昂昇vs範馬刃牙戦での昂昇の名言です。

徳川が地下闘技場にスカウトする前は、スペインの牛相手に紐切りを実践していた空手狂・昂昇。

戦闘開始前から、闘いに飢えている昂昇の性格が表れたセリフです。

マウント斗羽の名言

「わたしはここにケンカをしにきている」

マウント斗羽vs範馬刃牙戦での斗羽の名言です。

プロレスラーはリング外でも喧嘩で負けてはいけないという信条を持つ斗羽。

エンターテイメントとしてのプロレスラー・マウント斗羽とは違う、格闘家としての斗羽

の気持ちがのった言葉です。

鎬紅葉の名言

「折れたとき イチバン厄介な骨を知ってるかね…」

鎬紅葉vs範馬刃牙戦での紅葉の名言です。

人体を知り尽くした名医・紅葉は格闘者としても一流です。

医学に基づいた確実に人体を壊しにかかる恐ろしさが感じられます。

末堂厚の名言

「こいつは もう 試合じゃねぇ」

末堂厚vs範馬刃牙戦での末堂の名言です。

神心会空手組手トーナメント決勝にて、無名の刃牙にアマチュアと言われ激昂する末堂。

スポーツ空手の世界で生きてきた末堂がはじめてルールなしの空手を宣言します。

刃牙の謎めいた強さを引き立てる、末堂厚vs範馬刃牙戦は「グラップラー刃牙」において最初のバトルとなります。

範馬勇次郎の名言

「闘いこそが至上のコミュニケーション…」

ボクシングジムで、ボクサーと対峙する範馬勇次郎の名言です。

これまで、地上最強生物として謎めいた存在だった範馬勇次郎。

ボクサーを相手に、「ボクシングに注ぎ込んだ情熱・時間・エネルギーをもっと知りたい」とスパーリングの中で対話をしていきます。

格闘に全て捧げた勇次郎の性格を表した名セリフです。

 

「格闘技ってやつぁ つきつめると必ず解剖学にブチ当たる」

鎬紅葉vs範馬刃牙戦を観戦中の勇次郎の名言です。

格闘センスのみで強さを極めてきたと思われていた勇次郎。

以外にも解剖学にも精通していたという勤勉さが垣間見えた隠れた名セリフです。

幼年編

範馬刃牙の名言

「オレにとっちゃァ4人だ……ッ」

上級生100人に囲まれた刃牙の名言です。

1人相手には4人が相手出来る限度という、ケンカ豆知識を語る刃牙の名シーンです。

しかし、この時の刃牙は37人目でノックアウトとなってしまいます。。。

 

「あなたのおかげで強くなれた…」

夜叉猿vs範馬刃牙戦での刃牙の名言です。

大ダメージを負いながらも、夜叉猿に辛くも勝利した刃牙。

闘いを通じて、刃牙と言葉の通じない夜叉猿の間に友情が芽生えた名シーンです。

 

範馬勇次郎の名言

「死に際の集中力!!!」

刃牙に脳内麻薬エンドルフィンの効果を教える際に言った勇次郎の名言です。

己の拳で、当時6歳の刃牙にエンドルフィン効果を伝える勇次郎。

常に死と隣り合わせの緊張感を持ちながら、自然な振る舞いが出来る、勇次郎の恐ろしさが垣間見えます。

 

「始まったばかりというところらしい」

花山薫vs範馬刃牙戦終了時に乱入した際の勇次郎の名言です。

辛くも勝利した刃牙ですが、刃牙、花山2人とも満身創痍の状態です。

その直後、勇次郎が乱入、2人の姿を見てこのセリフを言い放ちます。

死力を尽くした2人の闘いが、まだ序盤戦と言うあたり、勇次郎の怖さが垣間見えます。

 

ユリーの名言

「心は折れぬ」

花山薫vsユリー戦でのユリーの名言です。

試合会場に向かうユリーを待ち構えていた花山薫。

花山の握撃にてユリーの左腕は損傷、加えて立て続けに攻撃を受け、勝負は着いたかに見えました。

しかし、ユリーは瀕死の状態で立ちあがり、ファイティングポーズをとり、このセリフを言います。ユリーの格闘スピリッツが感じられる名シーンです。

 

ガイア

「近代オリンピックの歴史はしょせん 人間の潜在能力に いかにして近づくかの歴史ッッッ」

ガイアvs範馬刃牙戦でのガイアの名言です。

エンドルフィンを自在に操り、人間の潜在能力を最大限に引き出すガイア。

このセリフの後、10mはある沼を自力で飛び超えてしまいます。

人間離れした所業を繰り返すガイアに刃牙も苦戦を強いられた名バトルです。

 

花山薫の名言

「飲ってみな…」

花山が刃牙にワイルド・ターキーを勧める時の名言です。

10代なのに、花山薫のこの貫禄。花山薫と刃牙が闘いを終え、友情が芽生えた名場面です。

 

安藤玲一の名言

「裸の美女がニューヨークのスラムを歩くようなもんだ」

夜叉猿のいる山にキャンプを張ると言い出す刃牙に安藤が言った名言です。

中学生の刃牙に、この例えが通じかは不明ですが、夜叉猿の危険度を言い得た名セリフです。

 

朱沢江珠の名言

「勇次郎!あたしが相手だ」

勇次郎vs刃牙戦での朱沢江珠の名言です。

これまで刃牙母親らしい愛を注がなかった朱沢江珠。

勇次郎に完膚なきまでに叩きのめされた刃牙を、江珠は庇うのです。

刃牙に対し、最初で最後の母性を見せた、幼年編屈指の名シーンです。

 

最大トーナメント編

範馬刃牙の名言

「男子はね 誰でも一生のうち一回は地上最強ってのを夢見る」

トーナメント中、刃牙が梢に言う名言です。

刃牙はさらっというセリフですが、この物語最大のテーマがこれです。

 

「4000年ぐらいじゃたどり着けない境地がある」

烈海王vs範馬刃牙戦での刃牙の名言です。

中国拳法4000年の歴史を武術で体現する烈海王に苦戦する刃牙。

しかし、範馬の血を覚醒させた刃牙は、烈海王を完膚無く叩き潰します。

範馬の血筋の恐ろしさが描かれた名シーンでのセリフです。

 

「兄さん… これ…最後の技です……」

ジャック・ハンマーvs範馬刃牙戦での刃牙の名言です。

試合終盤、地上最強の兄弟喧嘩となったこの試合。

死力を尽くし、最後にジャックを兄と呼ぶ刃牙の姿が印象的な名シーンです。

 

花山薫の名言

「こちとら喧嘩師いつだってたぎってる 好きな時に来な」

稲城文之信vs花山薫戦後、稲城の師匠に花山が言った名言です。

日本拳法の使い手・稲城を武の心得が無い花山が勝利。

喧嘩師・花山に日本武道の権威が奪われるのを恐れた稲城の師匠は花山に勝負を挑むのです。その時に花山はこのセリフを言うのです。

日本拳法の師匠に「もののふ」とまで言わせた、喧嘩師・花山が貫く喧嘩道が詰まった恰好良い名セリフです。

 

「いい喧嘩だった……」

闘い終えた暴走族特攻隊長・柴千春を抱き、花山が言う名言です。

花山薫の漢としての優しさが詰まった印象的なセリフです。

 

愚地独歩の名言

「五十五年間 今日この瞬間まで 音を上げずに俺についてきた おまえを信ずる」

愚地独歩vs渋川剛気戦での独歩の名言です。

合気道を駆使する達人・渋川を前に苦戦する独歩が信じているのは己の空手のみです。

空手に人生を賭けてきた独歩の深みのあるセリフです。

 

愚地克巳の名言

「そうとも敗北るくらいなら逃げるたとえどんなにみじめに見えようとも俺の行動のベクトルはすべて勝利に向けられている」

花山薫vs愚地克巳戦での克己の名言です。

神心会空手の最終兵器と言われる独歩の息子・愚地克己。

克己は、武の心得がない喧嘩師・花山相手に苦戦を強いられ、

エリートとしての誇りが崩されてしまいます。

しかし、勝つ為にプライドも捨てた克己は辛くも花山に勝利を納めます。

勝利への貪欲さを異常なまでに持った克己の性格を表した名セリフです。

 

烈海王の名言

「キサマ等の居る場所は既に 我々が2000年前に通過した場所だッッッ」

愚地克巳vs烈海王戦で烈が言った名言です。

試合中、空手を完成させたと豪語する克己に対し、烈はこのセリフを言い放ちます。

中国拳法の深さと説得力がこのセリフから感じ取れます。

 

渋川剛気の名言

「長生きした分 コンマ1ミリだけ ワシが上かな」

愚地独歩vs渋川剛気戦での渋川の名言です。

僅差で勝利を収めた齢75歳の渋川の愛嬌溢れる勝利宣言は印象的な名シーンです。

 

「ド……ドロドロやね……」

渋川剛気vsジャック・ハンマー戦での渋川の名言です。

合気道を得意とする渋川は、相手を投げ飛ばした後に「ドロドロじゃろ」とお決まりのセリフを放ちます。

しかし、ここでは、ジャックにタックルを食らわされ、渋川の視界がドロドロ状態に。

ピンチの中でも、渋川らしい茶目っ気があるセリフです。

 

ジャック・ハンマーの名言

「最強の肉体と死を引き換えにする覚悟は既にできてるッッッ」

ジャック・ハンマーが自身の肉体強化に協力するドクターに言った名言です。

もともと、虚弱体質のジャックですが、強さに固執し、日々尋常ではないトレーニングを繰り返していました。

その姿に共鳴したドクターが自身の研究も兼ねて、薬物投与にてジャックの体をモンスターへと変えていきます。

ここで放たれるセリフは、ジャックの強さに対する執着心を恐ろしいほど感じさせます。

事実、トレーニングも「日に30時間の鍛錬という矛盾のみを条件に存在する体」と言うほど、ストイックです。

トーナメント中、刃牙最大の強敵・ジャックの狂気めいた描かれ方が印象的です。

 

鎬昂昇の名言

「譲れない ここを譲ったら俺は一生あんたと対等になれない」

鎬紅葉vs鎬昂昇戦での鎬昂昇の名言です。

兄・紅葉に何一つ及ばない昂昇が、はじめて兄に逆らった名シーンです。

昂昇の「空手」と「強さ」に賭ける思いが伝わってきます。

 

加藤清澄の名言

「今日強くなれるのなら明日はいらない そう思い続けてきたんだというそう思い続けてきたジャックの今日はいつだって重い」

刃牙vsジャック・ハンマー戦前の、刃牙に加藤が言った名言です。

トーナメントでは初戦で敗退し、解説者のような役割で立ちふるまう加藤。

その姿には、かつての狂犬ぶりは微塵も感じさせません。

名解説者となった加藤が、これまでのジャックの闘い振りを見て、ジャックの強さを言い得た、締りのあるセリフです。

 

柴千春の名言

「度胸と根性なんてカンタンなもんよ度胸と根性出しゃいいんだからよ」

畑中公平vs柴千春戦での柴の名言です。

柔道家・畑中の締めで左手を骨折してしまう暴走族特攻隊長・柴。

応援に来ていた暴走族の仲間に柴は問います。

「タイマンてなぁなんだ??」

「度胸と根性」と答える仲間に対し、この名言を言い、折れた腕を自ら叩きつけ粉々にしてしまいます。

鬼気迫るその姿に圧倒され、畑中は武道素人の柴に敗退するのです。

行動には意味不明な点も多いですが、柴の度胸と根性が伝わる名シーンです。

 

徳川光成の名言

「今夜あきらめなかった者がいるッ。偉大なバカヤロウ2名!!!この地上で誰よりもッ。誰よりもッ最強を飢望んだのぞんだ2名。決勝ファイナル!!!」

ジャック・ハンマーvs範馬刃牙戦前の徳川の名アナウンスです。

強い者を見たいという常軌を逸した行動が目立つ徳川光成。

そんな徳川の最大級の敬意を込めた選手紹介がこのセリフです。

徳川の溢れんばかりの熱量が印象的な名アナウンスです。

 

範馬勇次郎の名言

「蚊トンボを獅子に変化る。勝利とはそういうものだ」

弟・昂昇に敗れた兄・紅葉に勇次郎が言った名言です。

「1回の勝利から得るものは非常に大きい」という格言のように聞こえる名セリフです。

 

「上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想!!!」

天内悠vs愚地独歩戦での勇次郎の名言です。

勇次郎推薦でトーナメントに参戦した天内。しかし、対戦相手である独歩に対し情けをかけてしまいます。

その天内の姿に勇次郎は激怒し、このセリフを吐き捨てます。

シリアスなシーンながら、勇次郎にとってのハチミツ像が垣間見え、少し笑いが込み上げてくる一幕です。

 

「敗北れたな きさまッッッ」

刃牙に敗北したジャック・ハンマーを見て勇次郎が言った名言です。

トーナメント優勝を逃し、以前の華奢な肉体のジャック。

鬼気迫る表情で言い放つこのセリフから、勇次郎はジャックとの闘いを楽しみにしていたことが窺えます。

まとめ

シリーズの中でも、名試合揃いと評判高い「グラップラー刃牙」。

その理由の中には、格闘技のジャンルを超えた夢の共演が多いからかもしれません。

実在する選手をモチーフにしたキャラクターも多数登場しますので、

格闘技ファンはそちらも楽しみに読んでみては如何でしょうか。

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