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テニスの王子様の名言・名台詞集!リョーマや跡部・大石など

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許斐剛先生による傑作テニス漫画、「テニスの王子様」をご存じでしょうか。

1999年に連載開始された本作。「テニプリ」の愛称で知られ、アニメ化、ゲーム化などのメディアミックス展開も多くされているため名前を聞く機会も多いと思います。

本作は現在連載されている続編、「新テニスの王子様」も含めて、シリーズ累計6000万部を売り上げている超人気作品です。

根強い人気を誇る本作、それけん引するものの一つが魅力的なキャラクターにあります。今回は名言を通じて、キャラクター、そして作品の魅力に迫っていきたいと思います。

テニスの王子様とは

名言を見ていく前に、テニスの王子様について簡単に紹介したいと思います。

本作は作品名の通り「テニス」を題材にした漫画作品で、特に中学テニスについて描かれています。

舞台となるのはテニスの名門校・青春学園中等部、略して青学。物語はこの青学に主人公・越前リョーマが入学してきたところから始まります。

テニス部に入部したリョーマ。部内で行われるレギュラー決め、ランキング戦を勝ち抜き、団体戦出場メンバーに選ばれます。

部内の先輩、他校のライバルたち。多種多様な登場人物たちと関わりながら成長し、青学の仲間たちともに全国大会制覇を目指して戦っていきます。

本作の最大の特徴は、テニス漫画とは思えない技の数々にあります。

テニスボールが分裂したり消えたり、異常な跳ね方曲がり方、血を見ることもしばしばです……。

もはやテニスに関係ないようなものまであり、テニスを使った異能力バトルという表現が適しているかもしれません。

ド派手な技の数々が特徴の本作。その技を魅せるキャラクターにも要注目です。

ストーリーの中心となる青学のメンバーたちだけでなく、対戦相手となるライバルにもそれぞれの魅力があり、今から紹介する名言にその魅力が詰まっています。

本作を彩るキャラクターたちを是非感じていただきたいと思います。

主人公・越前リョーマの名言

まずは、主人公・越前リョーマの名言を見ていきましょう。

まだまだだね

テニスの王子様を代表する名言ではないでしょうか。
本作の第一話から登場するこの名言。作中、リョーマがたびたび発し、まさにリョーマの代名詞ともいえる名言です。主人公の代名詞ですから、本作の代名詞といっても過言ではないと思います。
また、生意気なリョーマの性格を端的に表しているセリフでもあるでしょう。

You still have lots more to work on

同じくリョーマの名言から、「まだまだだね」に関連して取り上げさせていただきました。
この名言、漫画での訳は「まだまだだね」となっています。
というのも、作中中盤でリョーマが到達した「無我の境地」とい状態。この状態になると過去に経験した技を無意識状態で繰り出すようになりますが、その分体力消費も激しいというデメリットもあり、使いこなせるキャラは勿論、使用できるキャラすら多くありません。そんな無我の境地の状態のとき、何故か主人公は英語で会話しだします。
そこで飛び出たのがこの名言。英語ということもあり、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

あと100ゲームやる?

リョーマのポテンシャルが垣間見えた一言です。
関東大会で強豪・氷帝学園との試合、リョーマの勝ち負けによって団体戦の勝敗が決まる大事な試合でした。お互いに超攻撃的なテニスを繰り広げ、その様はペース配分など考えていないようです。
試合後半になってもペースを落とさず、プレーし続けるリョーマ。圧倒的なコンデションを見せたリョーマに対して青学の先輩すら驚愕します。今まで限界が見えてこなかったリョーマ。この先自分よりも強い選手たちとも試合がありますが、それらの試合への布石として、読者に衝撃を与えた一言です。

テニスって楽しいじゃん

全国大会決勝戦、最終決戦でリョーマが発した言葉です。
対戦相手は「神の子」の異名を持つ作中最強ともいえるテニスプレイヤー、幸村精市。彼は相手の五感を奪うという反則級の技を使い、リョーマも五感を奪われてしまいました。
サーブすら打てない。そんな状態に陥ったリョーマ。それでも諦めない姿に、会場からは涙と驚愕が。
どうしてこんなに苦しいこと、辛いことをしているのか。そう自問自答するリョーマ。答えは簡単なものでした。「テニスって楽しいじゃん」。無我の境地の更にその先、天衣無縫の極みに至り、圧倒的な不利な展開をひっくり返したのでした。

リョーマの父親、越前南次郎は天衣無縫について、テニスを楽しむことだと説明しています。勝つためのテニスをする幸村に対し、楽しむテニスをするリョーマ。最後の最後にその対比、「テニスの王子様」のラストマッチに相応しい名言といえるでしょう。

手塚国光の名言

青学テニス部を纏める部長・手塚国光。
全国区と呼ばれ、作中最高クラスの実力をもつ手塚。手塚は実力だけではなく、青学テニス部の精神的な柱としての役目を担っている頼れる部長です。そんな彼の名言をいくつか見ていきましょう。

油断せず(に)行こう

手塚の名言といえば、これではないでしょうか。リョーマの「まだまだだね」と同様、作中でたびたび発言するシーンがあります。
その頻度はもはや口癖。大事な試合の前、途中、さまざまな場面で言われるこのセリフは手塚の代名詞といえるでしょう。常に冷静で、油断しない手塚の性格を見事に表した名言です。

ラケットは人を傷つける為にあるんじゃない!!

「何をあたりませのことを……」と考える方もいるかもしれません。とはいえ、次の名言への関係も含めて紹介したいと思います。
手塚は一年生の時、すでに先輩たちを超える実力を持っていました。しかし、利き手ではない右手でラケットをもってプレーしていたことに反感を抱いた当時の先輩にラケットで左腕を殴られてしまいます。そして、その時に言い放ったのがこの名言です。
因みに全国大会・比嘉中との対決時、顧問を攻撃する比嘉中の主将に対しても言っています。

また、この時退部しようとした手塚に対して「青学の柱」を託したのが当時の部長だった大和という人物で、この「青学の柱」は手塚から越前へと受け継がれることになるのです。
関連して、手塚の名言を紹介します。

お前は青学の柱になれ

43話、リョーマとの試合の後に言った名言です。
今まで実力を明らかにしてこなかった手塚。越前との試合もほとんど描写されず、リョーマに勝利した際に一言。かなり後にまで続く言葉となり、またリョーマが成長する糧となる言葉にもなりました。作品を通じて、重要な名言かもしれません。
さらに関連して、ここでリョーマの名言を紹介したいと思います。

アンタから奪い取ります 青学の柱って奴を!/俺は青学の柱になる!!

腕の怪我で戦列を離れていた手塚。その手塚の復帰戦は全国大会・比嘉中戦でした。敵の主将を相手に圧倒的な強さを見せつける手塚。試合後、リョーマは手塚に対して、青学の柱を奪い取ると宣言したのでした。
後者はリョーマが全国大会三回戦・跡部戦の最後に宣言したものです。手塚とライバルであり、全国区の実力を誇る跡部との死闘。リョーマの最後のサーブ。「俺は青学の柱になる!!」と宣言しながら放ったボールが決まり、実質的にはそこで勝負が決まりました。
「青学の柱」は手塚からリョーマへと受け継がれ、そして両者の成長の糧として大きな役割を果たすようになったのです。

大石の名言

青学を纏める部長である手塚を支える副部長・大石。手塚と合わせて青学の二本柱でもあり、手塚不在時は部長代行として部を纏めることもあります。そんな大石ですが、普段は大人しい性格です。しかし、心の内には熱いものを秘めており、今回はそんな副部長の名言を紹介します。

俺たちは、勝つために来た!!

関東大会決勝、相手は全国を無敗で二連覇した絶対王者・立海大付属中。格上を相手に、大石ははじめ「胸を借りるつもりで……」と言いかけますが、それを飲み込んで「勝つために来た」と勝利宣言。
大石の成長と、心の中の熱さを見ることができたシーンだと思います。

肉汁を何だと思っているんだーっ‼

焼肉奉行・大石の名言(迷言?)です。
本作では節目節目に他校のキャラクターを交えて、ギャグ編とも言うべき短編が挟まれます。これが非常に面白いのですが、その中でも341話「今夜は焼き肉パーティーだ!」からピックアップしました。
本作を彩るサイドストーリーですが、その魅力を一言で表したセリフがこの「肉汁を何だと思っているんだーっ!!」ではないでしょうか。

跡部景吾の名言

さて、今まで青学メンバーの名言を紹介してきましたが、トリを飾るのはやはりこの人しかいないでしょう。
「テニスの王子様」で最も人気のあるキャラクター、跡部景吾です。

…………最新の人気投票では、青学の天才・不二に次いで二位という結果に終わっており、「最も」というといろいろな界隈から苦情が来そうですが(笑)。とはいえ、かつてのバレンタイン企画で一位を取り続けたのは事実であり、少なくとも「最も人気のあるキャラの一人」とは言えそうです。
さて、そんな跡部ですが、作中では氷帝学園の部長を務めているキャラクターです。青学のライバル校として描かれる氷帝学園、そのテニス部200人を纏めるカリスマ性と手塚に匹敵する圧倒的な実力は、作中だけでなく、本作のファンの心をも惹きつけます。
跡部の名言を紹介します。

俺様の美技に酔いな

リョーマの「まだまだだね」、手塚の「油断せずに行こう」に対応するポジションにあるのがこの名言。作中で何度も聞くことができます。
この言葉が出るのはほぼ必ず、跡部の良いプレーを見せた後です。「破滅への輪舞曲」に代表される跡部の必殺技の数々、その時の決め台詞としてのこの名言は、作中でも現実でも多くのファンを作っています。

(勝者は) 俺だ

団体戦時、氷帝学園はコートの周りを取り囲んで応援をします。そこで繰り出されるのが「勝つのは氷帝、負けるの○○(対戦相手校)」という応援です。俗に氷帝コールとも呼ばれるこの応援、次第にコールは「勝者は跡部、敗者は○○(対戦相手)」と変化します。そして、応援が勝者といったタイミングで指を鳴らすと応援コールは止み、会場は一転静かに。そこで跡部が宣言します。「俺だ」、と。
跡部の圧倒的なカリスマ性が垣間見える瞬間です。

俺が王(キング)だ!!

本作、テニスの王子様の「王子様」とは、主人公・越前リョーマを指しています。
全国大会、2勝2敗で回ってきた大将戦。リョーマの前に立ちふさがったのが跡部でした。試合前に言い放ったのがこの名言。
より正確には、「王子様だか何だか知らねーが…俺が王だ!!」という一言です。跡部の実力に裏付けられた自身を表す名言です。

まとめ

いかがだったでしょうか。テニスの王子様に登場する名言を紹介してきました。
今回紹介したキャラクターの名言は、本作の一部でしかありません。。なお、声優さんの名演技を見られるアニメ版は上記の名言が更に引き立たされます。こちらもお勧めですので、視聴してみて下さい。

続編・「新テニスの王子様」では、今回登場したキャラクターも更にパワーアップし、新キャラクターとともに活躍します。日々その魅力を増していく「テニスの王子様」シリーズ。
是非、手に取ってみてください。

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