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秋田県の妖鳥【赤テン鳥】伝承や物語・正体を考察!

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「赤テン鳥」とは、東北地方・秋田県仙北市の愛宕山の近辺に住まうとされる妖鳥。

地域によっては天狗の1種とされる事もあります。

「赤テン鳥」の伝承

赤テン鳥は秋田県の民間伝承に登場する妖鳥です。子供の泣き声に反応するらしく、子供がぐずったり癇癪を起こした際は「赤テン鳥が飛んで来る」と言って泣き止ませたと伝えられています。

しかし、その姿を見た者はいないため、正体不明の存在とされています。また、天狗として伝わっている地域では「太鼓の音がする」と言う事もあります。

「赤テン鳥」の物語

残念ながら、赤テン鳥が登場する詳しい物語は伝わっていないのですが、昔、愛宕山の麓の村に住む人々が子供が泣いたり癇癪を起こした時に赤テン鳥がやって来る事を仄めかしたと伝わっています。

この事から、泣いたり騒いだりする子供の声を頼りに赤テン鳥は現れ、何かしらの悪さをするものと思われます。

また、「テンドリ」という言葉は囲炉裏で使う、湯を沸かすための鉄器の事を差し、今では「湯沸かし器」を差す言葉とされています。

他にも「赤テンドリを飛ばす」という言葉もあります。こちらは「火を着ける」事を意味しているため、赤テン鳥が「火に関係する」と推測する事ができます。

「赤テン鳥」の正体

正体不明の妖怪ではありますが、私は「泣き止ませるための嘘」か「愛宕山近辺に生息する野鳥」と考えています。

まず前者の説ですが、この妖怪は誰にも姿を見られた事がありません。つまり「存在していない」と考える事ができます。このように、大人が泣き止まない子供に対して怖い存在を仄めかして恐怖心を煽り、子供を泣き止ます作り話の特徴は海外の妖怪「バグベア」や「ザントマン」に近い物があります。

後者の説は「赤テンドリ」。つまり、「火と赤、太鼓の音」に関係する野鳥の存在です。この妖怪が伝わる秋田県は自然豊かな土地であり、米所として有名な程に水も清らかです。

そのため、この地には「アカショウビン」という珍しい野鳥が生息しています。この鳥は、嘴だけでなく全身の羽毛が燃えるような朱色である事から「火の鳥」と呼ばれる事があります。また、山中には太鼓の音のような鳴き声を出す野鳥「ツツドリ」も生息しています。

どちらも人前に姿を現さないため鳴き声だけが聞こえたり、一瞬で飛び立ってしまうため「正体不明」とされてもおかしくはないような気がします。

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