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アイヌの妖怪【アイヌソッキ】伝説や正体を考察!

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アイヌソッキとは

皆さんは、アイヌソッキをご存知でしょうか?

アイヌ?北海道?民族?食べ物?生き物?…。アイヌっていう言葉は知っていても「アイヌソッキ」はあんまり聴き馴染みないですよね。

今回はそんな謎が多いアイヌソッキについてまとめていきたいと思います。

アイヌソッキって何者?

アイヌソッキ…。

それは日本に生息していたといわれている上半身が人間、下半身が魚になった妖怪です。まあ、簡単にいうと「人魚」のことですね。

まさか日本にも人魚がいたなんて驚きですね。

では、なぜアイヌソッキという名前なのでしょうか?

それは、言わずもがなアイヌに関係しています。

アイヌ民話に登場する人魚で、かつて北海道の内浦湾に住んでいたとされる。

アイヌ民話とはアイヌ民族によって語り継がれた民話のことです。

昔の話が現代まで語り継がれるなんてすごいですよね。

日本書紀にもこんな記述も…。

二十七年の夏四月の己亥の朔にして壬寅に、近江の国の言さく、「蒲生河に物あり。其の形、人の如し」とをます。秋七月に、摂津国に漁夫有りて、罟を堀江に沈けり。物有りて罟に入る。其の形、児の如し。魚にも非ず、人にも非ず、名けむ所を知らず。

「子供のような、魚でもない、人でもないものがいた!」と書かれています。
驚きですよね。

昔から日本にも人魚という存在を知っていたとは非常に興味深いですね。

アイヌソッキの伝説

そんなアイヌソッキには伝説が存在します。

次にアイヌソッキにまつわる伝説を紹介したいと思います。

アイヌソッキは長寿のもと?

実は、アイヌソッキの肉を食べると長生きできるといわれています。

体や歳が若返り、古くから長寿のもとといわれてきました。

食べて若返る…。

とても魅力的ですね。

しかしこういった伝説は日本では数多くみられます。

八百比丘尼(はっぴゃくびくに)伝説

この伝説にアイヌソッキは影響を受けたのではないかといわれています。

どのような伝説なのでしょうか?

八百比丘尼は、人魚など特別なものを食べたことで長寿になった比丘尼である800歳まで生きたが、その姿は17 – 8歳の様に若々しかったといわれている。

800歳!!とんでもない人ですね。

この話に影響を受け、アイヌソッキが長寿のもとだという認識が生まれたみたいですね

アイヌソッキの正体

では、アイヌソッキは一体何者なんでしょう?

ヨーロッパでは、人魚はジュゴンを見間違えたという説が有力視されています。

しかし日本の人魚はジュゴンなのでしょうか?

九州大学名誉教授の内田恵太郎さんは、魚類のリュウグウノツカイが人魚の正体であろうとしている。

まさかのリュウグウノツカイ!

色も鮮やかなので昔の人は、見間違えたのでしょうか。

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