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百鬼夜行絵巻の妖怪【あすこここ】伝承や物語・正体を考察!

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「あすこここ」とは、「百鬼夜行絵巻」に記されている妖怪で、黒い霧のような物から顔や腕等が複数現れたような姿で描かれている謎の妖怪です。

「あすこここ」の伝承

あすこここは「魑魅魍魎」全般を指しているとも言われており、その名前も「彼処にも、其処にも」といった意味があるそうです。

「あすこここ」の物語

あすこここの詳しい物語はあまり伝えられておらず、いずれも黒い霧や暗雲の中から複数の腕や足、人や化け物の顔が浮かんでいると言われています。

あちらこちらに妖怪がいるという意味とされていますが、赤ちゃんの泣き声であるという解釈や「明日、古古古」という当て字もあり、「過去へ時間を巻き戻す力」があるのではと考えられています。

「あすこここ」の正体

実体がハッキリせず不気味な印象の強い妖怪ですが、その正体は暗闇の中で聞こえる赤ちゃんや獣の声や朧気に見える人影や獣の姿を混ぜ合わせ、暗闇の恐怖を妖怪化した物ではないかと思います。過去に時間を戻す力については謎ですが、妖怪なのだからそういう力があっても不思議ではありません。

今これを読んで過去に戻りたいと願う方は、あすこここに頼りたくて仕方ないでしょう。過去に取り残されて現代に戻れなくなってしまってでも変えたい「何か」、詮索するのは野暮って物ですが、もし会うのなら自己責任で会ってください。

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