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僕等がいたの【名言・名セリフ集】 七海・矢野・竹内など9選

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僕等がいたと言えば、切ない恋愛漫画の象徴のような作品で10代の女性を中心に人気がある漫画です。

第50回小学館漫画賞を受賞し、コミック累計数は1000万部突破。2012年には映画化されたこともあり、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

大切な人を失った悲しみ、幸せだった過去にとらわれたままの現在、忘れられない約束、この時は永遠だと信じていたあの頃。

そんな青春時代の一途な恋愛の名言、名セリフに迫っていきたいと思います。

僕等がいたのあらすじ

主人公の七海は、クラスの女子の3分の2は好きになるという矢野が初めは苦手だったが、不意に見せる優しさにいつの間にか惹かれ2人は付き合うことになる。

しかし、矢野には恋人を事故で亡くした過去があった。

元恋人はクラスメートの由里の姉だった。元恋人への未練や由里と関係を持ったことを知り、七海はショックをうけ別れを告げる。

1度は離れようとした七海だが、いろいろ悩んだ末に矢野の思いを受け止め、やり直すことに決める。

ある日、由里の母親が倒れたことで矢野は七海との約束をすっぽかした。竹内は傷ついている七海を見て、とうとう想いを打ち明ける。

そんな時、矢野の両親が離婚することになり、矢野は北海道に残ることを悩みながらも東京に母親と一緒に行くことを決める。

1年後、必ず会う約束をして離れた2人だったが、駅のホームで別れたその日が矢野に会った最後の日になってしまう。

矢野が消息不明のまま、5年の月日が流れ、七海は大学4年生を迎えていた。竹内にプロポーズをされ、やっと気持ちに区切りをつけようとした時に矢野の消息を知ることになる。

僕等がいた名言・名セリフ集

矢野の名言

「ゼロじゃなくてプラマイプラスだったよ。高橋と出逢ってから、オレは高橋と出逢うために生きてきた」

両親が離婚することになり、悩んだ末に母親と一緒に東京へ行くことを決めた矢野。

以前、七海に「矢野のすごく好きな人はもういないかもしれないけど、矢野のことをすごく好きな人がいるってことは、プラマイゼロじゃないかなぁ」と言われたことを思い出し、矢野は新幹線に乗る直前に七海を抱きしめて耳元で言ったセリフ。

元恋人の奈々を亡くした過去がある矢野。幾度となく傷つき、それを全て踏まえた上で、七海に会うために生きてきたと言う。

これ以上ないくらいに七海の心に響く言葉だったのではないでしょうか。

矢野が消息不明になった5年の間も、七海はこの言葉があったから信じてやってこれたと竹内に言っています。

「記憶も生きてるんだよ。高橋。成長するんだ。だから寂しくなったら目を閉じて。そしたらいつでも会える」

竹内のプロポーズを断り、矢野に会いに行った七海。

しかし6年ぶりに会った矢野は違う人のようだった。冷たく突き放された七海は、最後のお別れの言葉をちょうだいと矢野に言う。

一番辛い時に一緒にいれなかったことを後悔していると泣く七海に矢野が言ったセリフ。

矢野と別れた帰り道、七海は目を閉じ17歳の時のままの矢野を思い出す。何度も繰り返された記憶も成長し、いつか思い出になる日がくると思いながら夕日の中でたたずむ名シーン。

「壊したくないのに、壊れた。一番幸せだった瞬間が境目」

竹内と一緒に多摩川を通りかかった矢野。矢野が18歳の誕生日を迎えた瞬間も、この川で七海と電話をしていた。

矢野の母親は癌にかかっていたが、矢野は七海との電話の後に「明日、高橋に会いに行く」と母親に言った。精神的に不安定だった母親は、追いつめられて自殺をしてしまう。その日から過去を全部捨てた矢野。

矢野は自分のことが許せずに、七海から離れます。幸せだった頃を思い出して笑う矢野の顔がとても切ないです。

七海の名言

「けれども時間は、すべての想いを記憶を過去に変え、約束は涙に、誓いは胸の痛みに、懐かしい人は永遠の思い出の中に」

矢野が消息不明になってから5年が過ぎても、心のどこかでずっと矢野を待っていた七海。

竹内に告白され、一度は断るが、前に進むために竹内と付き合うことを決める。矢野から来たメールを泣きながら削除していくシーンがとてもかわいそうです。

「ねぇっ、『 好き』って努力とは正反対だよね」

竹内は七海の誕生日に婚約指輪を買って、プロポーズをする。

七海は過去と決別して、今まで支えてくれた竹内と生きていこうと思っていたが、その場になると意志とは逆に受け取れないと断わった。

その時、矢野と付き合っていた時に言った、幼い自分のこのセリフを思い出す。人を好きになるのは理屈ではなく、自分でもどうしようもないものだということが伝わってくるシーンです。

「あたし最初からこんなに強くない…強くなったのは矢野に出会ったからだよ。矢野があたしを強くしたんだよ」

矢野が、5年前に本当は引き留められても良かったと七海に言う。

いつも自分の気持ちよりも矢野を優先する七海に向かって、矢野はどうしてそんなに強いんだと言い放つ。その後に七海が言ったセリフ。

ひたむきに思い続けた七海の思いが、矢野の心にも響きます。こんなふうに強く思える人に出会えるなんて本当にすごいですね。

竹内の名言

「オレたちは、あの時のオレたちにできることを精一杯やっただけだ。嘘もない。間違いも、しくじりも失敗もない。ただ時が流れてしまっただけなんだよ」

矢野の言葉を信じて、5年間ずっと待っていた七海。

それなのに矢野はどこにもいない。自分が信じたものは間違いだったのかと言う七海に向かって、竹内が言ったセリフ。

この後、幸せだった高校時代の過去と矢野との約束にとらわれたままだった七海が、いつか、思い出を振り返って懐かしめるようにと一歩を踏み出します。

「涙が出て仕方なかった。誰がこいつを助けるのか。高橋だって無理だろ。無理なのか。それでも、君しかいない。高橋、どうか、どうか君だけは元を見捨てないでくれ」

「壊したくないのに、壊れた」そう言って笑う矢野を見て、竹内は亡くなった元恋人の奈々と自殺した矢野の母親を思い出し、涙を流しながら心の中で思うセリフ。

高校時代から七海を思い続け、矢野がいなくなってからもずっと支えてきた竹内。

七海にプロポーズを断られ、辛いながらも矢野に対しては七海がやっぱり必要だと感じている。

竹内は何が矢野にとって一番大切だったのかを、昔からずっとそばで見てきました。そんな彼が思うこのセリフはとても心に響きますね。

千見寺の名言

 

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「心が幸せならどんな未来でも受け入れられるよ」

いつも強気な矢野が自信をなくしていると知った時に、千見寺が矢野に言ったセリフ。

この言葉を境に矢野が千見寺に七海の話をするようになります。自信がない時に言われたこの言葉に矢野も励まされた感じでした。

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