漫画・アニメのアレコレ

ヒカルの碁の名言・名セリフ集|サイや塔矢アキラ・和谷など【24選】

週刊少年ジャンプで連載していた人気連載漫画。

原作はほったゆみ、漫画「DEATH NOTE」や「バクマン。」など人気作品の作画を担当していた小畑健、そして監修をNHKの大河ドラマ篤姫の囲碁指導なども行っている女流棋士・梅沢由香里が手掛けている。

当時囲碁はマイナーなゲームだったが、ファンタジー要素を追加したり、ルールを知らなくても臨場感が伝わってくるような工夫を凝らし、より幅広い層に読んでもらうことに成功した。

また第45回小学館漫画賞、第7回手塚治虫文化賞新生賞を受賞している。

2001年にはテレビ東京系でアニメの放送も開始し、その結果さらに知名度があがり、子供たちを中心に囲碁ブームを巻き起こした。

この作品をきっかけに囲碁を覚えたファンも多く未だ根強い人気作品となっている。

目次

ヒカルの碁のあらすじ

主人公・進藤ヒカルは、勉強の苦手な小学校6年生の少年。ヒカルはあかりを誘って祖父の蔵へ行き古い血のシミのついた碁盤を見つけた。その碁盤には棋聖・本因坊秀策の意識に入り込み、代わりに碁を打っていたという藤原佐為の魂が宿っていた。

140年ぶりに蘇った佐為が今度はヒカルの意識に入り込み碁を打って欲しいとせがむ。断ると佐為の意識とシンクロしているヒカルは具合が悪くなるのだった。

やむを得ず、ヒカルは碁を打ち始める。ある日、碁会所で名人の息子である塔矢アキラと出会う。

プロと同等の棋力をもつアキラを負かしたことでヒカルは、彼にライバル視されるようになる。

囲碁に情熱を燃やすアキラの影響でヒカルも真剣に囲碁に取り組むようになり、やがてプロを目指し始める。ヒカルが棋士として成長していく姿を描く物語。

ヒカルの碁の名言集

進藤ヒカルの名言

「オレは神様になるんだよ この碁盤の上で――――」

碁盤にある9つの星に石を置くことで宇宙を創造する神様になるんだと楽しそうに碁を打っていた。

子供らしい感受性の豊かさが印象的なシーン。

「おまえにはーーーそうだな いつか話すかもしれない」

ヒカルの中の佐為に気付いたアキラになら佐為の存在を信じてもらえるかもしれないと思ったのだろう。

2人がこの先、良きライバルとなり親友になっていく未来を期待させられる一言

「遠い過去と遠い未来をつなげるために そのためにオレはいるんだ」

高永夏に何故碁を打つのかと聞かれた時のヒカルの答え。

佐為との出会いを大切に思っているヒカルは佐為から受け継いだものを未来へ繋げるという事をより強く意識しているのだろう。

藤原佐為の名言

「端で見ている者達は対局者よりも冷静であるというだけで深い所はみえていない」

碁に対する佐為の見解。

だが、碁に限らずなんでもそうかもしれないと思える真理をついた名言。

「そんなあなたに十二分に応えることができた自分が誇らしい」

ネット碁での対戦であったが、神の一手に一番近い所にいる佐為と塔矢行洋の名対局。

名人に勝利した後の佐為のセリフは、満足のいく碁が打てた喜びが伝わってくるいいシーン。

「神はこの一局を見せるため 私に千年のときを長らえさせたのだ」

名人と佐為の対局をネットで観戦していた誰もがsaiの勝利を認めた。

しかし、ヒカルはその佐為を負かす逆転の一手を見つけていた。

ヒカルの無限の可能性と未来に気付いた佐為はヒカルへの嫉妬と自分の役目が終わってしまうことへの不安を感じ始めた。

「ヒカル 楽しかーーーーー」

佐為が消える間際の言葉。彼が何のために存在し、消えていくのか悟っていた。

最後の言葉がヒカルに届かなかった事が、逆に印象に残る。

塔矢アキラの名言

「キミに恥じない打ち手となるためにあれからボクは更に精進している キミを待ってるーーーー それを言いにきたんだ」

惨敗したにもかかわらずヒカルに再戦を申し込んだ。

あきらめずに何度でも挑戦しようとする、この姿勢があるからこそアキラは強いのだろう。

「……追って来い!」

ヒカルが、もう一度碁を続ける決心をした。

そしてその気持ちをアキラに伝えに来たときにアキラが言ったセリフ。

ライバル2人が向かい合うかっこいいシーン。

「キミの打つ碁がキミのすべてだ、それは変わらない。それでもういい」

初期のヒカルの強さを知っているアキラには、ヒカルの打つ碁は謎だった。

しかし詮索するのをやめて今のヒカルの強さに納得した。

アキラのこの言葉は、佐為の強さを背負って打っているヒカルにとって、救いになったと思う。

三谷祐輝の名言

「団体戦っていいもんだな」

中学生の部活の大会をバカにしていた三谷だったが実際に出場して考えを改めた。

団体戦に出場することによりチームワークを深めていった。

和谷義高の名言

「バカじゃねーよ オレなんか反対に進藤が研究会にきてから伸びたって師匠に言われたくらいだ」

何かとヒカルの世話を焼いて成長の手助けをしている和谷。飯島に「ライバル強くしてどうするんだ」と怒鳴られたりもしたが、本人は全く気にしていなかった。

厳しい勝負の世界にいながらも、急成長する友人を妬んだりせず、自分の成長の糧にしていける和谷を見習いたい。

「今日の一局はsai並みだったぜ。」

プロ試験での対局後の言葉。

ヒカルの実力が過去の佐為に追いつきつつあることがわかる。

伊角慎一郎の名言

「越智 黙れ」

伊角はプロ試験で不戦敗を守ってきたが、ヒカルとの対局以来、連敗が続いていた。

そして後がなくなった伊角は越智との対局を迎える。

越智は対局前にいつものように饒舌に話し続けるが、メンタルを持ち直した伊角はこの一言と気迫で越智を黙らせた。

「習得できる――――技術!?そんなふうに考えたことはなかった 感情のコントロールが?」

実力はあるものの、ここぞという時に負けてしまう伊角。

中国留学でプロの楊海(ヤン ハイ)にもメンタルの弱さを指摘された。

しかし、楊海のアドバイスにより感情のコントロールを意識するようになり安定した結果を出せるようになった。

越智康介の名言

「社君と勝負させて下さい。 選手の決定はその結果で決めてほしいんです。」

北斗杯の代表選手を決める手合いを行った結果ヒカルと越智が選ばれた。

しかし彼はヒカルと社の対局のレベルの高さを知り、このまま自分が代表になるのは納得いかないと社との勝負を申し出た。

彼は他人に対して厳しい言動を浴びせるが、自分に対しても人一倍厳しいのだ。越智のプロ意識はさすがだと思う。

奈瀬明日美の名言

「フツーの子とつきあうの難しいわ 私とうぶん院生でいる」

奈瀬は仲のいい飯島が院生を辞めると聞き、自分も囲碁を続けるかどうか悩んでいた。彼女はもっと16歳の女の子らしく遊びたいと思い、友人の彼氏の友達を紹介してもらいWデートをする。

そして別行動になるが、女子高生らしい遊びを知らない奈瀬に気遣いその彼は碁会所へ行くことを提案する。

しかしガラの悪そうな大人と対等に戦う奈瀬の姿に臆して相手は帰ってしまった。奈瀬は何故フラれたのか理解できず、結局院生を続けることを選んだ。

倉田厚の名言

「自分にとって本当にコワイ奴は下から来るんだ」

倉田がヒカルにそのうちオレが名人になると宣言する。

また上にいるプロより、下にいる塔矢アキラの方が怖いと言った。どの世界でも若くて伸び盛りの子の方が未知数で怖いと言うのは理解できる。

「答えを出す最後の決め手は勝負勘だ!」

倉田は馬券を購入していないものの、高校生ですでに競馬予想にハマり的中させていた。

彼の囲碁の強さはここぞという時の勝負強さも味方しているのだろう。

塔矢行洋の名言

「タイトル戦でなくとも本気の碁は打てる」

引退を賭けた対局でsaiに負けてしまった行洋。

責任を感じたヒカルが止めるのもむなしく、タイトル防衛戦終了後にあっさりと引退した。名人という肩書に執着していないところがかっこいい。

緒方精次の名言

「上座に座ってお待ちしてますよ。」

塔矢名人の引退後、緒方が2冠のタイトル保持者になった。

桑原本因坊は緒方が2冠を取れるなら自分も他のタイトルを狙ってみようかと言った時のお返しの一言。

緒方の王者としての貫禄と成長ぶりがみられる。

洪秀英の名言

「オマエノ名前ダヨ!YOUR NAME !!」

韓国で囲碁の研究生・洪秀英(ホン スヨン)との初対局。

絶対に勝つ自信があった秀英は「お前が勝ったらお前の名前を憶えてやる」とヒカルに宣言した。そしてヒカルが見事に勝利し、彼にこの言葉を言わせた。

森下茂男の名言

「いいか。お前は受かる。何度でも言うぞ。お前は受かる!自信をもて和谷 こっちへ プロへ来い。」

森下先生が3度目のプロ試験にのぞむ和谷に激励をかけた言葉。

可愛い弟子がプロになる素質があるのに合格できずに立ち止まっている、今度こそ合格して欲しいという気持ちが伝わってくる。

「アイツは勝負の場でのオレを知らん。そのへんが勝敗を左右することになれば ―――勝つのはオレだ。」

プロになったヒカルと森下先生の初対局。

やはり森下先生は強かった。

まとめ

ヒカルは素人から順風満帆に院生、プロと階段を駆け上がるが、物語を読んでいるとわかるように彼は他の遊びなどには全く関心を示さなくなるほど、囲碁に没頭している。

一つの事だけに取り組めば必ず目標を達成できるわけではないが、やはり実績を上げた人間はそれ相応に一つの事に集中して取り組んでいるのだと思う。

この作品で天才と呼ばれる人たちはその才能に胡坐をかかずそれに見合う努力をしている。またそれは囲碁の世界に限ったことではない。

ヒカルを見ていると自らも頑張ろうとやる気を分けてもらうことができる。

作中の対局は現実に行われた対局が元ネタになっているため、囲碁を覚えたに後に読むとまた違った楽しみ方ができる。

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