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【BANANA FISH】名言・名台詞集!アッシュや英二などまとめ

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吉田秋生先生の人気作「BANANA FISH」。

累計発行部数1100万部を超える大ヒット作です。

少女漫画なのに女性キャラクターがほとんど出きません。ハードボイルドな作風のため、男性にもおすすめしたい少女漫画としても有名ですね。

1985年から1994年に『別冊少女コミック』で連載されましたが、吉田秋生先生のデビュー40周年プロジェクトとして、2018年にはアニメ化され再び話題となりました。

今回は、そんな「BANANA FISH」が、今なお多くのファンに愛される理由を、名言・名セリフからご紹介します。


BANANA FISHのあらすじ

 

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舞台は1980年代のアメリカ・ニューヨークの裏社会。

主人公のアッシュ・リンクスは、金髪・緑色の目を持つ17歳の美少年で、高いカリスマ性も持ち合わせたストリート・キッズのボス。

そんなアッシュは、兄・グリフを助けるため、日本人大学生の奥村英二たちと「バナナ・フィッシュ」の謎を追いかけます。

しかし、バナナ・フィッシュを悪用しようと画策するコルシカ・マフィアなどに阻まれ、バナナ・フィッシュをめぐる抗争は激化してきます。

バナナ・フィッシュの謎をめぐるサスペンスと、アッシュと英二の美しい友情が見どころの作品です。

BANANA FISHの名言集

アッシュ・リンクスの名言

 

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「あれならW・バーチェットの『ベトナム解放の戦い』のほうがおもしろかったな… あんたはコラムだけかいてたほうが いいんじゃないの?」

敵の罠にはめられて刑務所に入ったアッシュが、同じ房になったジャーナリストのマックス・ロボに対して言ったセリフです。

アッシュが普段から専門書から地方紙のコラムまで読んでいるインテリで、頭が切れることが分かります。

腕っぷしが強いだけでなく、頭脳明晰なところもアッシュの魅力です。

アッシュはよく悪態をついたり皮肉を言ったりしますが、その言い回しもとってもクールでかっこいいんですよ。

「おまえはいいな…あんなふうに飛べて…」

抗争に巻き込まれたアッシュと英二は敵から逃げますが、行き止まりにぶつかってしまいます。

高跳びの選手である英二は、くさった水道管を使って塀を飛び越え、助けを呼びにいきました。

後にアッシュは、病室でそのできごとを思い出しながら、英二に向かってつぶやきました。
銃を持ち裏社会で生きることは、アッシュ自身が望んだものではありません。

自由に生きることのできないアッシュが、高い壁を乗り越える英二の姿に憧れを抱いたことが伝わる、切ないセリフです。

「この世に少なくともただ1人だけは…なんの見返りもなくオレを気にかけてくれる人間がいるんだ。もうこれ以上はないくらい――オレは幸福でたまらないんだ」

英二を人質に取られてしまったアッシュが、英二の安全と引き換えに、自分の自由を失うことを選んだときに言ったセリフです。

アッシュは望まない美貌と才能のせいで、普通の人生を生きることができませんでした。

周りにいるのはいつも彼のことを利用しようとする人間だけでした。

17歳になって初めて無償の愛を知るというアッシュの壮絶な人生に、ぎゅっと胸が締め付けられます。

「もう二度と会わない。でもあいつはおれの友達だ。たとえ一生会えなくても…思うことぐらい許されるだろう?」

すべての戦いが終わり、アッシュは英二が明日帰国することを知ります。

英二を抗争に巻き込み、ケガを負わせてしまった負い目から、英二の人生にはもう二度と関わらないと決めました。

英二のことを守りたい、ただその一心で、アッシュは英二に別れの言葉も残しません。
アッシュがいかに英二のことを大切に思っているかが伝わってきますね。

奥村英二の名言

 

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「これだけは忘れないでくれ。世界中がきみの敵にまわっても ぼくはきみの味方だってことさ」

ストリート・キッズの取材中、偶然抗争に巻き込まれたことをきっかけに、英二はアッシュと行動をともにすることを決めます。

無垢で優しい英二に次第に心を許したアッシュは、今までずっと一人で抱えてきた心の苦しみを打ち明けます。

幼いころから虐待を受けてきたアッシュの深い心の傷を知り、英二が優しく語りかけたセリフです。

この英二のセリフは、今後アッシュを支える大きな力となります。

「ずっとだ」

バナナ・フィッシュを悪用しようとするマフィアのボスに追い詰められ、アッシュはストリート・キッズの親友であるショーターを失ってしまいます。

敵のもとから脱出しますが、アッシュは悪夢にうなされて目を覚ましてしまいます。

アッシュ自身は、自分のことを冷酷で何も感じない人間だと言いますが、やはり心は傷ついていたのです。

アッシュは英二に対して、“ずっと”なんて言わない、今だけでいいからそばにいてくれと言います。

英二を巻き込み傷つけたくないという気持ちだけでなく、ずっとそばにいてくれる人間などいるはずがないという思いもあったのかもしれません。

そんなアッシュに英二が「ずっとだ」と力強く答える、とても感動的な場面です。

マックス・ロボの名言

 

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「あいつは英二といるときだけ年相応の子供に戻れるんだろう。不良のボスでもなくマフィアに追われる身でもない―ただの17のガキに」

アッシュとともにバナナ・フィッシュの謎を追う、ジャーナリストのマックスのセリフです。

アッシュが英二に銃の打ち方を教えている場面は、銃さえなければ、少年たちが楽しそうに遊んでいるようにしか見えませんでした。

アッシュは、常にボスとして冷静・冷酷な表情をしていますが、英二といるときのアッシュの顔には、どこか柔らかさを感じます。

アッシュが英二と出会えてよかったと思うとともに、このつかの間の幸福ができるだけ長く続くことをマックスも読者も願わずにはいられません。

ショーター・ウォンの名言

 

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「人の心をあやつろうとするな!そんなことをすれば――おまえは本当の悪魔になってしまう‼」

最後にBANANA FISHの完結後に描かれた番外編から、アッシュの親友ショーターの名セリフをご紹介します。

2人は少年刑務所で出会いますが、アッシュが囚人の1人を利用して道具にしようとしたことに対して、ショーターが言ったセリフです。

アッシュにとって、ショーターは自分のことを心から心配し、叱ってくれた初めての人間だったのでしょう。

それまで冷たい目をして感情をあらわさなかったアッシュが、「ばかやろうっっ!! おせっかいハゲッ!!」と泣きながらショーターに言い返します。

そのときのアッシュの顔はまさに15歳の少年でした。
アッシュとショーターが親友になるきっかけとなった名シーンです。

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