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現代とは違う妖怪【雨女】伝承や物語・正体を考察!

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「雨女」とは、名前の通り雨を呼ぶと言われている女の妖怪です。

現在では何故かイベントに参加すると雨が降る事が多いというタイミングの悪い女性の事も「雨女」と呼ぶ事があるようです。

「雨女」の伝承

産後間もない子供を神隠しによって失い、悲しみに暮れた母親が雨女になるとされており、泣いている子供がいると大きな袋を持って現れるという伝承もあります。

「雨女」の物語

雨女は干魃が続いた際に雨を呼び込んで人々を助けてくれる「雨神」としての一面があるため、あまり迷惑な妖怪ではありません。

また、長野県の下伊那郡には雨女の1種で雨の降る夜に現れる「雨おんば」という妖怪がおり、こちらは子供を誘拐する事がある一面が恐れられていますが、雨の日に下界に降りてくる神が何らかの理由で妖怪化してしまったとも伝えられています。

「雨女」の正体

雨を降らす妖怪・雨女ですが、妖怪化した神様だったり子供を失って悲しむ母親が妖怪化したものとされています。

雨は渇いた大地を潤わしてくれる天恵ですが、雨神とも考えられている雨女は何を思って雨を降らせるのでしょうか?子供を失った悲しみか、人を救いたいという思いからか、その答えは降り注ぐ雨が教えてくれるかも知れません。

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