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山道に出る妖怪【赤足】亜種や姿について紹介!

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妖怪「赤足」とは、山道を通る人の足に絡み付き歩みの邪魔をする妖怪である。

香川県塩飽諸島(しわくしょとう)では歩く人に赤い足を突き出すと言われている。また福岡県では姿を見せずに綿のようなものを人の足に絡めると言われている。

妖怪「赤足」の亜種

青森県八戸市には「赤足」の亜種とされる妖怪が存在する。それは「赤手児(あかてこ)」と呼ばれ、サイカチの木から赤い子供のような手をだす妖怪である。

山道に現れたり歩く邪魔をしたりと言う記述はないものの、その出立ちより「赤足」の亜種であるとされている。

「赤足」の姿

「赤足」は赤い足をだして人の歩みを邪魔する妖怪であるが、その姿、とりわけ脚より上に関して詳しい記述はされていない。

亜種である「赤手児」も同様である。青森県から福岡県まで幅広い範囲で言い伝えられている妖怪でありながらその伝わり方に殆ど差異がないと言える。

移動手段が限られる時代の徒歩による疲労を具現化しただけの存在であるとすれば、それは極めて不自然な事ではないだろうか。

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